酢を使ったレシピ
お酢は発酵や熟成を繰り返してできる食品で、私たちの体を健康に保つための成分が豊富に含まれています。お酢が体に良いことは解っていてもなかなか毎日続けるのって難しいですよね。ダイエットのためにお酢を毎日飲みたいと思っていてもなかなか続けられないという経験を持っている人も多いと思います。私たちに一番なじみのあるお酢は穀物酢ですが、最近はりんごでできた「りんご酢」や穀物酢や醸造酢にバナナやこの果実酢は自分で簡単に作ることができます。おいしくお酢の健康パワーを利用みてはいかがでしょうか。
果実酢を使ったレシピ
スーパーなどでもよく見かける果実酢には果実を原料にして醗酵させた果実酢と、果実のエキスや果実自体を穀物酢などに加えて作った「果実酢」があります。りんご酢や柿酢などは、昔から作られている果実を発酵させた果実酢ですが、最近市販されているものは果実のエキスや果実を醸造酢に加えて作られている果実酢も多くなってきています。果実を発酵させて作った果実酢はもちろん、果実の果汁が3割以上入っている酢はすべて果実酢と表記されているため、どちらも本物の果実酢ということになります。
手作り果実酢のサワードリンク
バナナ酢やリンゴ酢など自分の好きなフルーツを酢に漬け込んで作った果実酢を使ってサワードリンクにすると毎日簡単に酢を取り入れることができます。フルーツを漬け込むときに自分の好きなフルーツと酢が1:2になるように漬け込みます。
材料
- ブルーベリー 100g
- 黒酢 200ml
- 黒砂糖 80g
作り方
- ブルーベリー果実は水でさっと表面をあらって、よく水気をふき取っておきます。黒砂糖はできるだけ細かい粉状になるようにすりつぶしておくとよいでしょう。
- 保存用の容器に黒砂糖とブルーベリーを入れ、上から黒酢を加えます。電子レンジで20秒ほど加熱してからふたを閉め、冷蔵庫などで1日以上寝かせます。
- コップに寝かせたブルーベリー酢を大さじ1~2杯いれ、ミネラルウォーターでお好きな濃さに割って完成です。蜂蜜を加えて甘さを調整するのもお勧めですし、お湯で割ってホットサワードリンクにしたり、ジンジャーエールで割ってもおいしいですよ。
簡単!りんご酢の和え物レシピ
ダイエットに利用されることの多い果実酢は自分の好みのフルーツを使って作ることができ、サワードリンクや果実酢を使ったデザートを作るときに使っても便利ですよ。
材料
- りんご酢 大さじ3(砂糖のはいっていないりんご酢を使う場合、砂糖大さじ2)
- 塩 少々
- キャベツ 1/2個
- りんご1/4
- きゅうり1/2本
作り方
- きゃべつは少し小さめにちぎります。きゅうりとリンゴやや大きめの線切りにしておきましょう。
- キャベツ・きゅうり・リンゴに塩を軽く振って、しんなりするくらいに塩もみしておきます。きゅうりとりんごはしんなりしやすいので、キャベツがしんなりするころを見計らって、ざるにあけて塩分を洗い流します。
- 洗ったキャベツときゅうり、リンゴはフキンなどで水気をよく切っておきます。
- 容器に「りんご酢」と砂糖(りんご酢にもともと甘味量が入っていない場合好みにあわせて加える)を入れて、よく混ぜ合わせます。
- しんなりした野菜を大きめの容器に入れそこに合わせたリンゴ酢と砂糖を回しかけ、全体になじむように混ぜ合わせたら完成です。
ポイント
リンゴの甘さが和え物に加わるのが苦手な人は、リンゴをいれずにリンゴ酢の香りだけでもさっぱりと食べやすい和え物が作れます。リンゴを加えない場合は、大葉を細切りにして混ぜてもいいと思いますよ。
穀物酢のレシピ
穀物酢は日本人の食生活に馴染み深い米や麦などの穀物類を原料として昔から作られてきたお酢です。価格も手ごろで大変手に入れやすいお酢ですが、若干の酸味と刺激臭があるため苦手な人も多いようです。また、穀物酢の中には、玄米酢や黒酢といった癖の少ないものもあります。酢は工夫次第では料理に使うことで、味が引き立つ健康食にはや代わりしますので、上手に活用していきましょう。あわせ酢には、二杯酢・三杯酢やご飯に混ぜる酢飯用のすし酢などがあります。最近は「寿司酢」「あわせ酢」「酢の物酢」などはじめから調合されて市販されているお酢の調味料もあります。
きゅうりと二杯酢の酢の物レシピ
二杯酢は酢と醤油を同量混ぜ合わせて作る酢の調味料のことです。
材料
- 穀物酢 50ml
- 醤油 50ml
- きゅうり 1/2本
- シラス 少々
作り方
- 容器に穀物酢・醤油をいれ混ぜ合わせて二杯酢を作ります。
- きゅうりの皮をところどころむいてから輪切りにして、シラスと混ぜ合わせます。
- 上から二杯酢をかけて、全体に混ぜ合わせて完成です。
ポイント
二杯酢に酢・醤油と同量のみりんを混ぜたものが三杯酢です。最近では酢の物、和え物に二杯酢より三杯酢が使われることが多いかもしれません。また、酢の酸味や刺激臭が苦手な場合、三杯酢に砂糖や黒砂糖を加えて甘めに仕上げた三杯酢を使うと食べやすくなります。